海沿いのレトロ駅と青空と「千綿駅」

少し前のことになりますが、長崎県の川棚町へ出張撮影に行った際、すこし足を延ばして「千綿(ちわた)駅」に立ち寄ってきました。

この千綿駅、実は知る人ぞ知る“海岸線にある無人駅”で、鉄道ファンや写真好きの間ではじわじわ人気が出ているスポット。九州でこうしたロケーションの駅って珍しくて、「いつか行ってみたいな」と思っていた場所のひとつでした。

特急でのんびり小旅行気分

当日は特急列車を利用して移動。途中にはハウステンボスの駅もあり、車窓の風景も楽しく、ちょっとした旅気分が味わえます。

着いてすぐ、千綿駅の魅力に包まれる

駅に降り立ってまず感じたのは、空の広さと、どこまでも続く水平線。そして、レトロな木造の駅舎。

「なんて絵になる場所なんだろう」

撮影も兼ねていたので、さっそく駅の入り口でショットを数枚。ストロボを使ってしっかり被写体を浮かび上がらせつつ、背景には青空。光と影のコントラストが心地よい仕上がりになりました。

駅全体の景観も美しい

少し離れたところにある歩道橋から駅を見下ろすと、また違った表情が楽しめます。海岸線に沿って伸びるホームと、ぽつんとたたずむ駅舎。その静けさがなんとも言えない魅力。

駅そのものの佇まいも、どこか懐かしくて、時間がゆっくり流れているような感覚に。

また必ず訪れたい場所

撮影も大満足の仕上がりで、ロケーションとしても気持ちの良い場所でした。また季節を変えて訪れてみたいなと思っています。

長崎方面に行かれる際は、ぜひ「千綿駅」、立ち寄ってみてくださいね。静かで、でもどこか温かい空気に包まれた駅です。

この記事を書いた人

相良長秀
相良長秀

KUMICODE代表

フォトグラファー / プログラマー

WEBサイト制作に精通したプログラマーとして活動する一方、カメラマンとしても精力的に活動中。

人物撮影では、屋外・屋内を問わずストロボを用いたライティングによる表現を得意とし、建物の撮影では水平・垂直を強く意識した構図に加え、ソフトウェアによる徹底した仕上げを行っています。

料理撮影においては、その場にある小物や環境を活かしたアイデア重視のアプローチが持ち味です。

ジャンルを問わず「被写体本来の美しさをナチュラルに映し撮る」ことを信条に、【40代・50代以上の女性を美しく撮る】をテーマとして、日々ミラーレス片手に現場を駆け回っています。

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